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日常にも使えるメンタルヘルスマネジメント検定対策クイズ!「アサーション」

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おはようございます。

突然ですが、クイズです。メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種の過去問で出ていた単語や文章をもとに作成しています。 

 

アサーション(assertion)は、直訳で「主張」を意味する自己表現の訓練手法です。これは、①自己否定的な人②自己主張が強すぎて相手を押し込んでしまう人どちらに適した訓練手法でしょうか。』

 

答えは両方です。メンタルヘルスで出てくるアサーションは、自分も相手も大切にするコミュニケーションです。

(プログラミング用語にもアサーションってあるらしいですね。)

 

① 自分の気持ちを確かめて

② 相手を傷つけないように自分の気持ちを伝えて

③ 伝えた後に相手がどう思っているかを知る

 

という自己表現の訓練手法です。誰にでもおススメです。

 

問題にあった自己否定的な人は、「どうせ自分なんて…」とあきらめる前に、自分が本当は何を思っているのか、気持ちを丁寧に確かめるようにします。「なんだか悲しいな」・「嬉しいな」と感じる瞬間を、見つけ出せるように意識していきましょう。

 

相手を押さえつける、言い負かしてしまう人は、相手を傷つけずに自分の気持ちを伝えるように心がけます。どういえば良いかを、頭でシミュレーションしてから伝えるようにしましょう。話をする時も、相手の立場や背景をもとに耳を傾けるように心がけます。お互いWin-winの関係となれるような話をしていけると、なお、良いですよね。

 

どちらの内容も、意識をしたからと言って、すぐに実現できるような話ではありませんね💦ですので、練習が必要です。ケーススタディやロールプレイをしている講演会もあるくらいです。

 

自分がどのようなタイプであったとしても

伝えた後に相手がどう思ったのかを知ろうとすることが大切です。

相手の意見や感情を尊重して、受け入れようとします。受け入れることで、より建設的なコミュニケーションにつながっていきます。

 

例えば、仕事が忙しいと思っている時に飲み会の誘いがあったとします。

  • 無理をして一緒に行くわけでもなく
  • 行かないとだけ言ってバシっと断るわけでもなく
  • 暇そうでいいな‥と嫌味をいうわけでもなく

「今は、仕事が忙しいから参加できない。〇日になったら落ち着くと思うから、〇日以降にしない?」

と自分の素直な気持ちに加えて、相手のことを思った一言を入れるのが、自分も相手も傷つかないアサーションの一例です。

 

ちなみに

  • 引っ込み思案、相手任せ、依存的、服従的→「非主張的」コミュニケーション
  • 支配的、操作的、他者否定的→「攻撃的」コミュニケーション

として、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種の過去問でもでています。

 

アサーションに興味のある人へおススメ本

マンガでやさしくわかるアサーション [ 平木典子 ]

著者の先生は、日本アサーション協会の代表をされています。日本にアサーションの概念を持ち込まれた先生です。2015年の本です。

ちなみに、アサーションは、比較的新しい概念のように思われるかもしれませんが、そうではありません。1960年代にアメリカの心理学者マノン・スタックマンさんが提唱しています。著書:アサーション(「When I Say No, I Feel Guilty」)は、1975年に出版されています。結構昔から言われているんですね。ちょっと意外でした。

 

以上、アサーションの話でした。

最後までありがとうございます。今日がいい日になりますように!

 

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種に参考書とアプリで合格した体験談も書いています。jamchanchang.hatenablog.com